新製品の命運
「ヒット商品を生み出してみせる」という意気込みのもと、毎年多くの商品が長い道のり[消費者リサーチ – コンセプト開発 – 商品開発 – ネーミング – ロゴデザイン – パッケージデザイン]を経て、世に生まれてきます。
しかし、それらの商品の中から熾烈な市場競争を生き残れるのはほんの一握り。消費者の心に届くことなく市場から姿を消す商品たちは、開発工程のどこで道を踏み外してしまうのでしょうか。
「一貫した開発体制」がヒットの鍵
商品が消費者の心をつかむために重要となるのが、コンセプトやネーミング、パッケージデザインなどのクリエイティブなアイデアです。数々の競合商品から抜きん出る斬新なコンセプトを開発し、そのコンセプトの有効性をスピーディに検証しながら、ネーミングやパッケージデザイン開発によって商品を具現化していきます。
その際、開発にたずさわる全員が商品のイメージを共有してブレることなく作業にあたらなければ、各工程でどんなに素晴らしいアイデアができたとしても魅力的な商品にはなれません。しかし、いくつにも別れたこの一連の工程で、それを実際に行える企業はわずか。ここに商品開発の大きな落とし穴があるのです。


コメント